スーツの保管方法

スーツを美しく着こなすための欠かせないのが、シーズンごとのメンテナンス。正しく保管できれば、スーツがもっと長持ちします!

01
クリーニングは控えめに
シーズンが終わったらすぐに出す
洗剤が改良され、生地へのダメージは軽減されたものの、クリーニングは型崩れの原因となります。またワンシーズン着用したスーツをそのまましまうのはNG。人の皮脂や汗を吸着したまま長期間保管すると、汚れやシミも落ちにくく、虫食いの原因になります。クリーニングの頻度はシーズンに1回、オールシーズンのスーツなら半年に1回程度で十分です。
02
クリーニングから戻ってきたスーツはビニールから出して一晩陰干し
クリーニングのビニールは通気性が悪く、カビの原因に。クリーニング後は必ずビニールを取り、厚みのあるハンガーに掛け、一晩陰干しして溶剤を飛ばしましょう。可能であれば木綿などの天然素材でできたホコリ避けカバーをかけ、防虫剤と一緒に湿気の少ないところで保管を。折りたたんだ状態での保管はシワの原因となるため避けましょう。
03
シーズンが来て着用する前には必ずプレスをする
シーズンオフの間ずっとハンガーに掛けられていたスーツには、ハンガーのシワが残っています。シーズン最初の着用前にはプレスをかける習慣を。プレス後のスーツは最低3〜4時間は陰干しして冷やしましょう。またプレスが終わったばかりのスーツは熱と湿気でシワになりやすいため、熱がとれて乾燥してからの着用が鉄則です。